2010年6月15日火曜日

これからの季節の必需品


日焼け止めローションのご案内です。
まずはメーカーの松山油脂さんの商品説明から・・・
紫外線吸収剤無添加。のびのよい乳液タイプの日焼け止めです。紫外線を遮断する無機顔料の微粒子が肌に行き渡り、日焼けと日焼けによるシミ・ソバカスを防ぎます。肌への負担をできる限り軽減した処方です。石けんできれいに落とせるので、お子様にもおすすめです。(SPF18・PA++)
で、この「紫外線吸収剤」とは何かっていうと、つまり日焼けを予防してくれる防止剤のことなんだけど、他に使用されているものとして「紫外線錯乱剤」っていうのがあります。
じゃあこれらの違いは何かって言うと、ちょっと長くなりますがご興味のある方は最後まで読んでみて下さい。
 サンスクリーン剤に入っている日焼け防止剤には、「紫外線吸収剤」「紫外線散乱剤」があります。日焼けを防止する目的は同じでも、肌への影響には違いがあります。以前、身体に影響がある成分には「表示指定成分」として表示が義務づけられていましたが、「紫外線吸収剤」は「旧表示指定成分」に含まれるものであるのに対し、「紫外線散乱剤」は「旧表示指定成分」に含まれるものではありません。つまり、「紫外線吸収剤」は肌に悪影響を及ぼす可能性の高い成分なのです。
*紫外線吸収剤   吸収剤が化学反応によって紫外線を吸収し、熱などのエネルギーに変換して、紫外線が肌内部の皮膚細胞に浸透して悪影響を及ぼすのを防ぎます。
 紫外線吸収剤は、何に溶けているかによって吸収力に差が出るため、紫外線吸収剤として同じ成分が入っている製品でも不適切な化粧品に配合されると、効果をきちんと発揮できない場合があります。
*紫外線散乱剤   主に粉体(パウダー)で、肌の表面で受けた紫外線を物理的に乱反射させて散乱させ、紫外線が肌の内部へ侵入して悪影響を及ぼすのを防ぎます。
なぜ、紫外線吸収剤は肌に影響がある?
 紫外線吸収剤には旧表示指定成分に含まれるものがあります。「表示指定成分」とは、「ごくまれにアレルギー等の皮膚障害を起こすおそれのある成分」として、厚生大臣が指定し表示が義務づけられていた成分で、102種類(香料を含め103種類)ありました。2001年の薬事法改正で表示義務がなくなりました。   紫外線吸収剤のなかには、フェノール系化合物、フェノールに類似するベンゼン系化合物があり、これらはタール色素や酸化防止剤などと同様に発ガン性などの毒性があります。そのため紫外線吸収剤は毒性の強さに応じて一品目への添加量が制限されています。それなら安心と思いがちですが、紫外線吸収剤を含む乳液や化粧下地、ファンデーションなどUVケア商品を3つも4つも使用すれば制限量を超え、皮膚細胞を傷つけてしまい、シミやシワになる可能性は大きくなります。 肌が敏感な人やかぶれやすい人は、紫外線散乱剤が含まれるものがおすすめです。以前は、紫外線吸収剤と紫外線散乱剤が一緒に配合され、紫外線防止効果を高めているものが多かったのですが、最近は紫外線吸収剤の肌への影響を考え、「紫外線吸収剤不使用」と表示されているものが多くなっています。「吸収剤無配合」「ノンケミカル」という表示のものを選びましょう。
SPFやPA値が高いものは、要注意!
 SPFやPA値が高ければ高いほど、吸収剤や散乱剤を多く含み、肌に負担をかけてしまう可能性があります。 日本では、今のところ「SPF50+」の商品があるようにSPF値の制限はありません。そのため、SPF値が高いものには、吸収剤と散乱剤の両方、特に吸収剤を多く配合する場合が少なくありません。
こまめに塗り直すのが日焼けを防ぐコツ
 毎日の洗濯物を干す時や1時間以内の外出などの一般的な日常生活には、「SPF20以下、PA+」で十分に紫外線は防げると考えられます。しかし、ゴルフやテニス等の屋外スポーツ、海水浴などのリゾートには、SPF30以上、PA++」の高い数値のものを使う必要があり、その場合、吸収剤入りのほうが効果的です。その場所の紫外線量やどれくらい紫外線に当たっているかなど、場所や時間を見極めて上手に使い分けましょう。
 サンスクリーン剤は時間がたつと汗や皮脂、顔の筋肉の動きではがれてムラになってきます。ムラができたままだと、そこから紫外線を浴びてしまうので、定期的に塗り直したほうが効果的です。紫外線の強い夏には、サンスクリーン剤など化粧品だけに頼らず、帽子、日傘などしっかりと紫外線対策を行いましょう。
ということで、ご理解頂けましたでしょうか?
『面の皮が厚い』・・じゃなかった、『肌や皮膚には自信がある!』という方には余計なおせっかいでしょうが、トラブルのおきやすい方や、皮膚が薄くて敏感な子供や赤ちゃんには少なくともこれくらいの事には気を使ってあげましょうね。
余談ですが、私の子供の頃には夏休み明けに『黒んぼ大会』っていうのがあって、『夏休み期間中にいかに真っ黒になるまで日焼けしたか』(屋外でしっかり遊んだか)というとんでもない(今の常識では考えられない様な)行事がどこの小学校でもあっていました。
もともとの肌の色はみんな違うから、水着の跡なんかで確認して、元の肌の色と違いがはっきりしている子が優勝する訳です。『昔の常識今の非常識』(その反対もありましょうが)で、日焼けが『皮膚がん』や『皮膚疾患』の原因にもなりえることなどこれっぽちも知らなかった時代ですからね。
まあ何でもかんでも神経質になるのもどうかなぁ??とは思いますが、どうせ使われるのなら安心して使えるものを、という選択をしてみませんか・・というご提案でした。
価格は¥840 の5%offです。

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