2014年10月28日火曜日

ピープルツリーのチョコレート、ことしも入荷しました!

冬期限定のチョコレート。
今年も入荷しました。

乳化剤、化成香料、着色料等の添加物一切なしの、ほんとにほんとに美味しいチョコです。
いつもたくさんの方にご利用頂いています。
パッケージのイラストもとてもキュートです。

ちょっとした手土産にもオシャレだし、もちろんチョコ大好きな自分へのご褒美にも。

お値段¥324(税込)。...魅力的。

フェアトレード商品。

数に限りがありますのでお早めに。

2014年10月2日木曜日

記憶のスキャン〜袁廣鳴のビデオアート

三菱地所アルティアムで開催中の展覧会「記憶のスキャン〜袁廣鳴のビデオアート1992-2014」に行ってきました。
かなり見応えのあるビデオアートが10作品。
作家の袁廣鳴(ユェン・グァンミン)は台湾在住で、大学で教鞭をとりながら海外の展覧会にも勢力的に出品し続ける国際的なアーティスト。
アルティアムのHPはこちら

以前、アート関係の仕事をしていた時、台湾の現代美術家を福岡に招聘してギャラリーで個展を開催したり、アルティアムでグループ展を企画したりと、かなり執拗に台湾コンテンポラリーアートに関わっていた時がありました。
その辺のいきさつなんか、書くと相当長くなるので省きますが、要はかなり刺激的でビジュアル的にもコンセプト的にも面白すぎてハマってしまったのです。
今回新作も含めてあらためて観ると、その完成度の高さに敬服致します。
素晴らしい作品創ってくれて有難う!です。
奥さんは福岡出身のとてもチャーミングな女性で、台湾の美術研究を続けている人で、当然今回のテキストも彼女が書いているんだけど、以下部分抜粋させて頂きます。
 「・・・中略・・・
  袁廣鳴は、私達の記憶の細部を丁寧にスキャンする。映像は、空間や観客の体験と結  びつき、より触知的な鑑賞体験を形成する。そしておそらく、最も私たちの普段の記  憶の形成に近い方法で多くの情報が潜在意識の底にしまい込まれ、静かに再び浮上す  る時を待つ。その答えはこれから、観客ひとりひとりが見いだす事になるだろう。」

私は何だか本を読んでいる時に似た感じがしました。
文字を追っていきながら頭の中でイメージが結ばれていく様な・・
不思議なのは、観ているものは文字ではなく映像でありながら、観ているイメージとは違ったイメージを脳が映し出しているんですよね〜
これってテキストにあった「潜在意識が浮上してきた」って事?!


余談ですが、『料理とワイン 米嵜』にも皆さんでお越し頂き、楽しいひと時を過ごされていました。
その節は有難うございました。


今年は福岡市アジア美術館でも「第5回福岡アジア美術トリエンナーレ2014」が開催されています。
この展覧会にも袁廣鳴は出品しています。
私はまだ行けてないのですが、こちらのご報告はまた後日。