2010年6月2日水曜日

バニラの木


去年だったか一昨年だったか、夫と娘が『バニラの香りがする花が咲く』という「バニラの木」を買ってきた。
40〜50cmくらいの高さの何て事ない和風の葉をつけた鉢物で蕾が一つ付いていた。
2〜3日すると一気に開花しキョーレツなバニラ(熱帯地方の果物の様でもある)の香りを放った。
花は可憐とか美しいとかいう代物ではなく、かなりケバい肉厚の花だった。そして花は一晩でボテッと落ちてしまった。
この植物には私自身あんまり愛着が持てなかったんだけど、せっかく買ってきてくれた娘達の事もあるし、このまま枯らすのは忍びないと思って大きな鉢に移し替えてテラスに出していたら・・・なんとなんと1年で5倍くらいの背丈になって、ほとんど世話もしてないのに最近3つの花を咲かせた。
そしてまたキョーレツなバニラの香りを放っている訳で、その香りに誘われて、蜂ではなくなんと蝿が飛んでくる。
で、我家の「バニラの木」の事をちょこっと調べたら、さすが「木」というだけあって10m位の高さまで成長するそうだ。
そしてこの「バニラの木」はあのバニラビーンズが収穫出来る「バニラの木」とは違う別物らしい。
・・・・もちろんそんな事知る由もなく面白がって買ってきた娘と夫は年に数日しか見られないこの珍しく怪しい香りを放つ『バニラの花』を見てかなり満足しているようである。
生き物を購入する場合は、その特徴や特性を少しは理解してからにしないといけませんね・・・ということを二人は学んだろうか・・・!?

0 件のコメント:

コメントを投稿