2010年3月3日水曜日

ひな祭りの思いで


今日3月3日は「ひな祭り」。
ひな祭りとは元々は人型の紙を自分の分身とみたて、それに厄を移し川に流す厄払いの儀式からきているそうな・・・
神社では神前に草餅や桃花・辛夷(こぶし)の花を供え、災いを祓い除け、健康を祈願する行事もあったそうな・・・
それが現在のようなひな壇飾りをするようになったのは江戸時代に入ってからのことで、子供の無病息災を願い、また家の格式を示すものとして豪華になっていったんだそうな・・・
てな訳で、写真は我家のひな飾り。
おひな様とお内裏様、二人だけのシンプルなラブラブ♡カップルだけど
どちらもほんといい顔しています。
見ているだけでこちらまで微笑んでしまう愛らしいお顔です。
そういえば私の子供の頃(昭和40年前後)には、並の一軒家であればどこの家の座敷にも七段飾りや日本人形やなんやかんや・・・てんこ盛りで飾り物があった様な気がします。
もちろん女の子のいない家ではなかっただろうけど、そのひな飾りの前で近所の人たちが集まって酒盛りもあってたような・・・
とかく田舎の人たちっていうのは(ちなみに私の里は熊本市)何かの行事にかこつけては集まって酒盛りしますよね。
子供達にとっては日頃怖い近所の親父達も機嫌よくなってお小遣いくれたりするし、ご馳走も食べられるんでまんざらでもない。
 今思い返すと、日常的にそうやっていろんな大人達と関わっていたよね~
子供達も男女、年齢問わずつるんでいた。
別に今の子供達の事をとやかくいうつもりはないけど、この子達が大人になって自分の子供に『子供の頃の思い出』としてどんな話をするんだろう??・・・ってすごく興味がある。
一つだけ『ひな祭りの思い出』として娘の記憶に残ると想像できる話は・・
我家ではおひな様とお内裏様それぞれにひなあられを小さなお皿に盛ってお供えしています。
そして、そのあられが少しずつ減っていくのです。
何せ1年のうち箱にしまわれて冬眠状態が11ヶ月ほどあるから、お腹すいてるし蓄えておかなければいけませんからね(だってお顔ぷっくりじゃないと可愛くないし)
そのあられが減っていくのを見ては「食欲旺盛だね~」とか「いつ食べようとかいな・・・」などと楽しんでいる様子です。
さてさて、不思議な思いでとして心に残るか!?
はたまた『な~んだ~』で終わってしまうのか・・・
お楽しみです。

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