2013年10月7日月曜日

買う買わないの最終決定はお客様で

全ての加工食品には「賞味期限」もしくは「消費期限」のどちらかの期限表示が表示されています。

*賞味期限 Best-before
 おいしく食べる事ができる期限です。
 この期限を過ぎても、すぐに食べられないという事ではありません。

*消費期限 Use-by date
 期限を過ぎたら食べない方が良いです。

詳しくは農林水産省のHPをご覧下さい。

ということで、当Bio Bioでは、賞味期限の過ぎた加工食品もその旨を表示して値引き販売しています。
消費期限のある食品に関しても、その日付最終日には値引き販売します。
そんなのどこのスーパーでもやってる事ではあるのですが、皆さんはそういった食品は購入されますか?
また購入する時は何を基準にして買われるでしょうか?

私がこの食品に関するお仕事を始めて、ずーっと心に引っかかるというか、納得のいかない事というのがあって、その一つが「食品を購入する側の責任」というものです。

今日もそんな事があって、ちょっと心のもやもやを整理する為に書留めておく事にします。

さっきも書きましたけど、賞味期限の若干過ぎたもの・消費期限期限ギリギリのものはその旨をきちんと表示して値引き販売しています。
元来、自然食品は保存料等の添加物が入っていない分、スーパー等に並んでいる一般的な物より期限は短いのです。
そしてあくまでその食品を買う買わないはお客様次第です。
決して無理にセールスは致しません。(当たり前ですが)
で、よくあるのが「これ、まだ大丈夫ですよね〜?」とか「悪くなってないかなぁ〜?」といった自分で決められない判断出来ない方の、質問でもなく『もし何かあったら貴方のせいよ』みたいな投げかけの言葉です。
で、私は言います。「少しでも気になるのであれば購入はお控え下さい」と。

つまりのところ「賞味期限が過ぎている」食品は、本来の食感や味、風味等が落ちているかもしれないし「消費期限がぎりぎり」の食品は当日中に消費しなければならない・・というような『リスク』と『値引き』を天秤にかけて購入するしないを決めるという、単純な事じゃないかと私は思うんですが・・・

うむ・・・・・・

もちろん店内にある食品に関しては質問されればお応えしますが、何度も言いますが
「買う買わないはお客様が決めて下さい。」そして表示期限ばかりにとらわれず、もっと自分の経験と感覚に頼っていただけたらと思います。

消費期限内でもその保管や管理が悪かったら腐敗するし、昔から保存食としてあった乾物類や梅干なんかは熟成はすすむけど、賞味期限かなり過ぎてもそうそう悪くなる物ではないです。

なんでもかんでもマニュアル化されて、そういった表示がないと何も決められないなんて事にならないよう・・・

生きて行く為に『食べる』事は切っても切りはなせないものですからね。





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