2011年1月8日土曜日

ゴッホ展


1月5日、九州国立博物館で開催中の「没後120年 ゴッホ展」(詳しくはこちら)に行ってきました。
正月三が日は太宰府天満宮の参拝客も重なって、大変な混雑だったらしいのですが、この日は行列ができている訳でもなく思ったよりゆっくりと鑑賞する事が出来ました。
没後120年経った今でも圧倒的な人気を誇り、その激しい筆致や強烈な色彩で観るものを魅了し、37歳という若さで命を絶つというドラマチックな生き様、そして作品価格の飛び抜けた高さで話題を呼ぶといった(その他弟テオとの関係等話題に事欠かない)、これでもかと言うくらい興味をそそられる作家である事は間違いありません。
まぁここで私なんかがゴッホについてごたごた語ってもしょうがないのですが、娘曰く「ひまわりが観たかったなぁ〜」という事でした。
最近は『音声ガイド』も普及し(本展では『音声ガイドシート』が配られ、作品写真にペン先をタッチするとガイドが聞けるというものでした)、描かれた作品の背景やテクニカルな話もその場で実際に作品と向き合いながら知る事が出来ます(ちなみにナレーションはTBSアナウンサーの安住紳一郎さん)。
私はずっと以前読んでいた『炎の人ゴッホ(アーヴィング・ストーン/新庄哲夫訳)』を再度読んで鑑賞したので、作品に親近感が生まれとても良かったです。
しかし悲しいかな昔の仕事柄『作品にかかる損害保険の金額すごいだろうなぁ・・・』とか『なんで日本国内にあるあの作品は含まれてないんだろう・・・』とか思っちゃう訳です。
皆様もお時間あれば、ゴッホの狂気と情熱に出会いに行ってみませんか?
時期的にも太宰府天満宮で合格祈願をして、あつあつの梅がえ餅をほおばりながら気分転換にお勧めです。

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