2013年3月16日土曜日

中学校入学する時に購入しなければならない物品の価格って・・

来月から中学校に娘が進学する。
それでもって今日、入学する中学で物品の販売および予約会があって行ってきた。
全ての新入生が持っていなければならない物、体操服(夏冬)、通学かばん、サブバック、体育館シューズ、上靴など・・・合計¥29,000程。

正直驚いた!

昨今の衣服は品質の良いものがかなり安く手に入る。
これは資本主義経済の中で、各企業が競争し、また消費者のニーズに答えるべく努力をしてきたからだと思う。
ほんと2〜30年前に比べれば信じられないような価格設定だ。
それも溢れんばかりの商品の中から自分の欲求を満たす商品を選択出来る。

そしてそういう購買方法に慣れてしまっていた。

と、ところが・・・
体操ジャージ上下で¥8,000
体操服上下と帽子で¥7,500
ナイロンの通学バックとサブバックで¥11,200

それも指定業者はそれぞれ1社のみ。
選択の余地なし。

先週セーラー服を買いに行った。
既製のサイズをもとに若干補正はしてくれるようだけど、それでも冬用のみで約¥30,000。

制服はそれでも(もちろん値段はとんでもなく高いと思うけど)業者間の競争があって、それなりのサービスや価格設定、生地や縫製なんかでそれぞれ違いをアピールしてくれているから、こちらとしても選択ができる。

もちろん制服や持ち物を統一させるという規則はそれなりに理解は出来るのだけれど、
なぜ指定業者は1社のみで、価格が高値硬直化されていなければならないのか・・納得出来ない。

まあ、いろんな大人の事情があるのだろうと推察は出来るけど・・・

それにしても、いまだにこんなガチガチの規制で守られた(一般社会ではとうに淘汰された)マーケットが存在していた事に、ホントびっくりでした。

今日のお買物品、もし同じレベルのものをいつも利用するショッピングルートで購入したなら、多分3分の1程ですんだんじゃないかな・・・と。

まだまだ資本主義経済の枠組みからちょっと外れた所で、しっかり守られている世界がある事を、中学校の体育館の中で考えさせられたのでした・・・

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