2009年11月19日木曜日

ボージョレ・ヌーボー


毎年11月の第3木曜日は、出来上がったばかりの新酒を飲む事が解禁される日です。
もともとボージョレ地区で栽培される葡萄の品種『ガメイ』は熟成に向くタイプの葡萄ではないため、それなら思い切って出来上がったばかりの若いワインを楽しむお祭りとして企画されたのが「ボージョレ・ヌーボー」の始まりです。
ここ日本は時差の関係で、世界の中で一番早くこの新酒を飲めると言う事で、バブルの時期にはそれはもうイベントとしてかなり盛り上がりましたね!
今ではワイン愛好家の方が、年に1度のこのフレッシュな香りと搾ったばかりの様な葡萄果汁から醸しだされる瑞々しい口当たりを楽しんでおられる様です。
さて今年は天候に恵まれ、50年に1度の当たり年!・・・といわれております。
世界経済は100年に1度の不況と言われ・・・なんだかきりのいい語呂合わせの様な・・・
で、もちろん早速いただきました。
「ドメーヌ・ド・ランセストラ/ボージョレ・ヴィラージュ・プリムールピュール」2009。
自然農法で栽培され自生酵母のみで自然醸造。無濾過、無清澄で瓶詰めされています。
昨年の印象と比べると、確かに芳醇で骨格がしっかりしている様に感じます。
Bio Bioのお客様でもヌーボーには関心がないと言われる方も多くいらっしゃいますが、1年で今の時期だけにしか味わえないワイン、ちょっと割高な感じもしますが、けっしてがっかりさせませんよ。
本当にスルスルといただけるヌーボーです。
あっという間に1本飲んでしまえるというのが難点といいますか・・・

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